ERPCは12月15日、Solana向けのインフラ製品(VPSやShredstreamなど)全般の価格を改定しました。背景には、AI・ブロックチェーン需要の拡大でCPU、RAM、NVMeストレージ、ネットワーク機器といったサーバーハードウェア価格が世界的に急上昇していることがあります。
Solanaのような高速チェーンでは、Web2の数十ミリ秒に対し数ミリ秒以下の遅延や揺らぎが取引結果を左右し、トランザクション送信やブロックデータ(Shreds)処理、リアルタイム解析の性能はCPU単一スレッド性能やI/O安定性、ネットワーク経路に直結します。同社はSolanaバリデータ集積データセンターを選定し、RPC/gRPC/Shredstreamと同一ネットワーク上で構成することで遅延低減を図るとしています。
また、Google Cloudの高性能構成(AMD EPYC Turin世代、同一リージョン・OS)とERPC VPSを同一ツールで比較し、CPUスループット、メモリ帯域、ディスクI/O、p99レイテンシで差が出たとし、計測ツールと結果をGitHubで公開しています。今後は短期利益より拡張を優先し、セールを含む柔軟な価格設計を続ける方針です。
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source: PR TIMES
